解説

和名:オリイジネズミ
分類群:食虫目・トガリネズミ科
学名: Crocidura orii
方言名:
指定状況:絶滅危惧ⅠB類(EN)
分布:奄美大島・加計呂麻島・徳之島
特徴:
 奄美群島固有種。頭胴長6.5~9.0cm,尾長5.1cm。ワタセジネズミよりもやや大きい。体毛は茶色っぽく,背中の毛は長くふかふかしている。
 深い森に生息しており,観察例が少ないため,詳しい生態は分からない。
 大きな爪と手が特徴で,鼻先はモグラのようにとがっている。 動きはのんびりしているという目撃情報がある。
人との関わり:

参考文献:
・阿部永.2008.「オリイジネズミ」.『日本の哺乳類[改訂2版]』(阿部永,監).pp.15.東海大学出版会,神奈川.
・服部正策.2017.「第1章 宇検村の陸棲生物ー第2節 陸棲脊椎動物」.『宇検村誌 自然・通史編』.pp.38-53.宇検村教育委員会

オリイジネズミ(撮影:谷地森 秀二氏)
オリイジネズミ(撮影:谷地森 秀二氏)