解説

和名:ヌマガエル
分類群:無尾目・ヌマガエル科
学名:Fejervarya kawamurai
方言名:
指定状況:なし
分布:
本州中部以西・四国・九州・先島諸島を除く南西諸島
特徴:
 奄美大島産のカエル類の中で,唯一,日本本土との共通種。全長3.0~5.0cm。足が短く,体の幅が広いため,全体的に丸くみえる。
 平地に生息し,水田や川の近くなどで活動する。
 小さな昆虫などを食べる。
 4~8月ごろの繁殖期には,水田やその近くに多くの個体が集まり,一晩中鳴き続ける。
人との関わり:
 以前は集落周辺に数多く生息していたが,30年くらい前から激減した。
参考文献:
・内山りゅう・前田憲男・沼田研児・関慎太郎.2007.「ヌマガエル」.『決定版 日本の両生爬虫類』.pp.120-121.株式会社平凡社.
・松井正文.2016.「ヌマガエル」.『ネイチャーウォッチングガイド 日本のカエル 分類と生活史~全種の生態、卵、オタマジャクシ』.pp.182-185.株式会社誠文堂新光社.
ヌマガエル
ヌマガエル(成体)