解説
和名:アマミシリケンイモリ |
分類群:サンショウウオ目・イモリ科 |
学名:Cynops ensicauda |
方言名: |
指定状況:準絶滅危惧(NT) |
分布:奄美大島・加計呂麻島・請島・与路島・沖縄諸島の多くの島々 |
特徴: 南西諸島固有種。全長10.0~14.0cm。体色は背中が黒色もしくは黒褐色,お腹はオレンジ色であるが,個体による色の違いは大きい。尾が剣のような形をしていることから,シリケンイモリという名前がつけられたといわれている。 平地から山地に生息し,林道沿いの流れが緩やかな水場や側溝などで活動する。特に,雨上がりの早朝には,林道を横断する姿をよく見かける。 ミミズ,小さな昆虫,カエルの幼生(オタマジャクシ)などを食べる。 2~8月ごろの繁殖期には,水中の落ち葉やコケなどに1個ずつ卵が産みつけられる。 奄美大島では枝手久島を含め,全域に分布しているが,徳之島では記録がない。 |
人との関わり: |
参考文献: ・内山りゅう・前田憲男・沼田研児・関慎太郎.2007.「シリケンイモリ」.『決定版 日本の両生爬虫類.』,pp.60-61,株式会社平凡社. |