解説
和名:ハロウェルアマガエル |
分類群:無尾目・アマガエル科 |
学名:Hyla hallowellii |
方言名: |
指定状況:なし |
分布: 奄美大島・喜界島・加計呂麻島・請島・与路島・徳之島・(沖永良部島)・与論島・沖縄島・(西表島) ※沖永良部島及び西表島に関しては,分布状況が不明である。 |
特徴: 南西諸島固有種。全長3.0~4.0cm。足が長く,鼻の先は丸い。発達した吸盤を持っているため,樹上に登ることができる。 平地から山地に生息し,集落周辺の水田や池,森林内の水が溜まる場所などで活動する。 繁殖期の3~5月ごろには,樹上・葉・草本などで一晩中鳴き続けているためよく見かけるが,繁殖期以外に見かけることはほとんどなく,活動場所すらもあまり知られていない。 |
人との関わり: |
参考文献: ・内山りゅう・前田憲男・沼田研児・関慎太郎.2007.「ハロウェルアマガエル」.『決定版 日本の両生爬虫類』.pp.84-85.株式会社平凡社. ・松井正文.2016.「ハロウェルアマガエル」.『ネイチャーウォッチングガイド 日本のカエル 分類と生活史~全種の生態、卵、オタマジャクシ』.pp.60,株式会社誠文堂新光社. |